Palurin's Piano Quest

大人からピアノをはじめたらどんな人生が待っているのか、ピアノ道を探す旅の記録です。

子供のころ(1)

こんばんは。

Palurinです。

 

ブログを始めるにあたって、振り返りの意味もこめて

過去のピアノと音楽歴について記録しておきます。

単なる過去の記録なので、ぜひスルーしてください。

 

【生まれてから】

両親が音楽が好きだったため、夜寝る前、車の中、毎日何かしらの音楽が流れていました。

ジャンルは洋楽・邦楽・クラシック等だったでしょうか。

幼かったので曲名はあまり分かりませんが、今でも当時寝る前に流れていた曲が聞こえてくると、「あ、おやすみソングだ!」と思って眠くなりますzzz

The BeatlesDeep Purple や She Wore A Yellow Ribbon なども流れていたかと思いますが、物心つく前から洋楽を聴いていても英語は全くできるようにならないんですね~笑

 

両親はレコードを集めていて、寝室には大きいスピーカーのオーディオセットとレコードばかりが並んだ棚がありました。

ガラス張りの棚があり、たくさんのオーディオ機器が入っていましたが、子供が近づくと父に怒られていたため、あまり近づくことなく、たまに電源を消すように言われたときだけ触らせてもらいましたが、いつもドキドキしながらボタンを押していたのを覚えています。

 

休みの日には、いつも貸レコード屋に行っては両親ともに超真剣に借りるレコードを探していました。

レンタルCD屋ではなく、貸レコード屋です!

借りてきたレコードをカセットテープに落としていたので、カセットテープの量も大量でした。

一度、車の中で退屈しのぎにカセットテープのテープを引き出して遊んでいたらめちゃくちゃ怒られました( ;∀;)

今思い出すと、音楽的にはとても良い環境でした。

 

【幼いころ】

地方都市の一戸建てに住んでいました。

ご近所の幼馴染さんの女子たちはピアノを習っている子が多かったです。

みなさん物心ついたくらいからバリバリ弾いている様子でした。

ピアノが家にあるだけあって、どことなくお嬢様の雰囲気をもった幼馴染さん達でした。

特によく一緒に遊んでいた3件ほどお隣の姉妹は、キレイなお姉さんとかわいい妹で絵にかいたような素敵なご家族で、新築の家に住み、ひそかに憧れていました。そして、夏の昼間や夕方の風に乗ってピアノの練習の音が聞こえてくるのが大好きでした。

小学校に行ってもクラスの女子の多くはピアノを習っていて、教室のオルガンを休み時間にみんなで弾いていました。

小学校2年くらいになると、それは上手い子もいて、きっと無意識に憧れを持っていました。

私はなんとなく、見様見真似で人が弾いているのを目と耳で覚え、順番で弾く輪の中に入れてもらえていました。

時々、【Palurinちゃん、途中から速くなってるよ~】と言われながらも

教えてもらうこともなく、猫ふんじゃったやクラスメートが弾いているバイエルの○○番、などを弾けていました。

最終的にはアラベスクまで弾いていました。

(いま考えたら、天才?笑)

 

【小3、音楽部に入る】

小学校では3年生から部活動がはじまりました。

女子は運動系の部活動は4年生からだったので、とりあえず入れる音楽部に入った、という感じで、とくに音楽が好きだから!という理由ではなかったです。

ドラえもんやPaul MauriatのMinuetto、卒業式の曲などを演奏していたのは覚えています。Minuettoは完全に顧問先生の趣味だと思いますが、大勢でこの曲を演奏するのは鳥肌ものでした。少し色のついたサングラスをしている理科の先生、小粋でしたね。(昭和のギター弾きみみたいなイメージ)

当時、楽譜は全く読めませんでしたが、同じパートの子に教えてもらいながら、アコーディオン、鍵盤ハーモニカ、ピアノ、バスの音がでる鍵盤の楽器(?)、リコーダーなどを担当しました。

家には、一緒に住んでいた従妹のお姉さんのオルガンがありましたが、ほとんど家で練習なんてしていませんでした。

そして、4年生になったときにバスケットボール部に入ったため、音楽部は辞めてしまいました。

辞めてからも、お昼休みに音楽室に遊びに行くのが好きで、音楽の先生が弾いているグランドピアノの演奏をいつも聴いていました。

時々演奏中に音を鳴らしていたずらしたりして、コラッ!て怒られたりしていたのもいい思い出です。

 

【ピアノを習う】

バスケットボール部に入ったものの、仲の良かった友達がピアノを習いはじめたため、私も習いたい!という気持ちになり、とうとうピアノのお稽古に通うことになりました。近所のヤマハ音楽教室

もう4年生だし、音楽部だったし、少しは演奏のなんたるかも経験がある!?ということで、バイエルは下巻から始まりました。

しかし、子供ながらに基礎のキができていないことをなんとなく理解していて、これでいいのかな?と思いながらレッスンに通っていました。

基本練習できていないのに、バイエルだけ弾ける(というか、音を追っている)的な。

さいころから、周囲の子が今日弾く曲の前に十分に準備運動の慣らしを行っているのを知っていたので、「そういうのやらなくていいのかなー」と思っていました。

先生の方針だったんですかね?

ひたすらバイエルをすすめるだけ、みたいな。

別に不満ではなかったですが、自分から習いたいと言ったのに、練習は好きでもなく、

練習不足を先生の前で指摘されるのが嫌で、教室では1対1でしたが、いつも緊張していました。

家にあるオルガンで練習していたので、ピアノを触る、ということにも慣れていなかったと思います。

思っていたよりも楽しめなかった、音楽教室

そろそろ発表会に!と言われて出された課題もさっぱりで難しくて。

5年生のときに転校を機に辞めてしまいました。

ちょうど電子ピアノを買ってもらったのに。

発表会に出なくてよくなった、と分かったときはとても嬉しかったです。

 

鍵盤を弾くことは好きだった。

ピアノを習った。

だけど、思ったよりも楽しい要素を見つけられなかった。

 

この辺りからピアノを触る歴史はずーーーっと途絶えます。

 

(NO.2 LEVEL:出発前)